デザイナーのイメージをより正確に形にしたい
CMとしてミダスで働きはじめて2年半が経ちました。施工会社との調整業務や、お客様への進捗報告など、現場監理全般が主な役割です。前職でも同じような仕事に携わっていましたが、ミダスに来てからというもの、新しいことにチャレンジする機会が圧倒的に増えました。
取引実績のないメーカーのものでも、優れた技術があればどんどん取り入れます。海外の家具メーカーや照明メーカーを採用することも日常です。社外のセミナーに参加することも推奨されているので、素材などに関する情報も常にアップデートできます。CMとしての引き出しが増えたことで、限られた予算であってもデザイナーのイメージをより正確に形にできるようになりました。ミダスで働いていて、最も成長を実感する部分です。
オフィスをつくるには、デザイナーやメーカーだけでなく、各施工会社の協力が必要不可欠です。実際に手を動かしてくれる方々とお客様との間に立って、スムーズにプロジェクトを進めていくには、一歩引いた視点を持って冷静な判断を下さなくてはなりません。客観的な視点を持つことを心がけてきたのはそのためです。それが結果的に、お客様の笑顔へとつながります。
充実したオフがあるから、オンでも結果が残せる
これまで携わったなかで最も印象的だったのは、ある保険会社さんのプロジェクトです。東京本社のオフィスを手がけたのを皮切りに、福岡、札幌、名古屋、大阪の支店づくりを半年以上かけて、ご一緒させていただきました。現在も新たなプロジェクトが進行中です。ちょうどお客様が事業を拡大していくタイミングだったこともありますが、繰り返しご指名いただけるのはやっぱり嬉しいですね。
お客様の信頼に応える仕事ができるのは、充実したオフタイムがあってこそです。ミダスでは働き方が個人の裁量に任せられており、余裕がある日は早めに仕事を切り上げることもできるし、逆にプロジェクトの追い込みで集中的に働くこともできる。僕自身は常に前倒しでスケジュールを組み、ゆとりをもって業務に取り組めるよう心がけています。自分を律することができる人であれば、理想的なワークライフバランスを実現できる環境だと思います。
明確な目標が成長を加速する
現在は主に中規模のプロジェクトを任されていますが、今後はもっと大規模なものを手がけてみたい。基本的には、坪数に比例して難易度は上がっていきます。図面も複雑になるし、現場でチェックしなければならない項目も増えていくからです。施工に関わる関係会社も増えるため、より高度な調整能力も求められます。これらCMとしての確固たる実力を養うためには、単に経験を積むだけでなく、向上心を持って日々の仕事に臨むことが肝心です。
幸いなことに私には身近なお手本がいます。今の上司こそ、私が理想とするCMです。知識量も私とは段違いで、何よりもチームをまとめ上げる力がずば抜けています。どんな状況であっても「この人が言うのなら」と周囲を納得させる姿は私の憧れです。これは確かな経験値と信頼感があってこそ。そんな上司に、少しでも追いつきたい。デザイナーやプロジェクトマネジャーの先輩方・同僚から学ぶこともたくさんあります。ミダスで働いているのは豊富な経験を持つ優秀な人ばかり。そんな先輩たちから貪欲に知識と技術を吸収し、「どんな大きな案件でも安心して任せられる」といってもらえるCMになりたいですね。